中央学院大 投打かみ合い4強、椿が代打弾、ホームイン直前コケた

[ 2016年6月9日 19:23 ]

<中央学院大・東海大北海道>8回1死、左越えソロを放ち生還の際に転倒する代打・椿

全日本大学野球選手権準々決勝 中央学院大4─1東海大北海道

(6月9日 神宮)
 中央学院大が投打にかみあい、4強に進出した。

 2点リードの8回、代打の椿大内野手(2年、成田)が貴重な追加点となる左越えソロ。今春リーグ戦は無安打。それでも指揮官が「代打の専門家。今までもずっと準備してくれていた」と期待を込めて送り出し、今春初安打が本塁打となった。

 椿は「今までは打てる球を何球かあったがチャンスを自分でつぶしていた。甘いボール(真ん中高め)を1球で仕留められました」と喜んだ。本塁を踏む直前には足元がもつれて転倒。「かなり興奮していて、バッターの足場に引っかかった。かなり恥ずかしかった。スタンドからどよめきがあって、やらかしたなと。かなりの思い出です。ホームランボールは大事に取っておきます」と頭をかいた。

 成田高時代は通算10発。11日の準決勝へ「どこまでも自分たちの野球を全力でやっていければいいです」と力を込めた。

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2016年6月9日のニュース