父は明大コーチ 関西国際大・田中 親子対決制し号泣

[ 2016年6月9日 05:30 ]

<関西国際大・明大>明大ベンチから息子の俊樹(手前6)を見つめる明大・田中コーチ

全日本大学野球選手権第3日・2回戦 関西国際大2―1明大

(6月8日 神宮)
 関西国際大が明大から金星を挙げ、4強入りした09年以来の準々決勝進出を決めた。

 2―1の延長10回2死一、三塁。この回から左翼の守備に就いた藤原が、牛島の大飛球を左翼フェンスにぶつかりながらジャンピングキャッチし「どんな打球が来ても走者を還さないようにと思っていた」。父・武宏さんが明大コーチの田中は左翼で先発出場。父子対決を制すと喜びで号泣し「(父が相手ベンチにいて)変な感じがした。意識するところはあった」と振り返った。

 ▼明大・田中武宏コーチ 息子が泣いている姿を見て複雑だった。頑張ってほしい。

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