“ドーム男”中日・若松 1球に泣く 連勝7で止まった

[ 2016年6月9日 05:30 ]

<オ・中>2回無死一塁、中島(右)に2ランを浴びた若松

交流戦 中日1―2オリックス

(6月8日 京セラD)
 ナゴヤドーム15戦無敗など各地で“屋根に愛される男”中日の若松が、京セラドームで1球に泣いた。

 2回無死一塁、中島に決勝打となる先制の左越え2ランを被弾。失点はこれだけだったが、打線の援護がなく8回6安打2失点完投もドーム球場の連勝は7でストップした。

 「あの1球だけ。ピンチもあったけど粘り強く投げられた。(無四球で)無駄なランナーを出さなかったのもよかった」

 それでも屋根の下での強さは印象を強くした。前回登板した1日のヤフオクドームのソフトバンク戦では8回無失点。そしてこの日は8回2失点で敗戦も、ドーム通算21試合で12勝2敗と驚異的な勝率だ。再び借金1となった谷繁監督も「十分仕事はしてくれた。これも野球」とかばった。 (水口 隆博)

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