ドジャース指揮官 マエケン好投も零封負けに肩落とす「勝てた試合」

[ 2016年6月9日 16:28 ]

<ドジャース・ロッキーズ>7回に失点したドジャースの前田はマウンドで唇をかむ (AP)

ナ・リーグ ドジャース0―1ロッキーズ

(6月8日 ロサンゼルス)
 ナ・リーグ西地区2位のドジャースは同地区3位のロッキーズに4安打完封負け。先発の前田は7回途中、5安打9奪三振1失点と好投を見せたが、打線の援護が得られずに白星を逃した。

 前田は試合開始から4者連続三振とすると、その後もロッキーズ打線から凡打の山を築き、6回まで3安打無失点と見事なパフォーマンスを披露。しかし、7回に1死からパーラに二塁打を許すと、デスカルソに中前適時打を浴びた。この唯一の失点が決勝点となり、前田は5月16日のエンゼルス戦以来となる黒星。9奪三振はメジャーへ移籍してからは最多だった。

 ドジャースの球団公式サイトは「前田がシーズンハイの9奪三振も、ロッキーズに及ばず」という見出しで今季3度目の完封負けをリポート。ロバーツ監督は「健太の球は素晴しかった。6回以上を投げて9奪三振1失点。勝たなければいけない試合だった」と肩を落とした。

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