イチロー 打撃好調で大台間近 指揮官も感心「年齢の話はやめよう」

[ 2016年6月9日 15:21 ]

マーリンズのイチロー (AP)

インターリーグ マーリンズ5―7ツインズ

(6月8日 ミネソタ)
 マーリンズのイチロー外野手(42)が8日のツインズ戦で1試合3安打の活躍を見せた。イチローはこの2試合で5安打を記録。この好調な打撃にメジャーリーグの公式サイトも、コンスタントに出場の機会が与えられれば、オールスター前まで通算3000安打に到達する可能性があると伝えている。

 その大台の数字まであと29本。メディアからイチローの出場機会について問われたマッティングリー監督は「どの程度、プレーさせられるかは分からない。チームは若い選手を抱えているので、打席に立つことが難しいこともあるかもしれないね」とややネガティブなコメント。それでも、ケガ人が出るなどしてイチローが必要な存在であること、また、この日は指名打者でスタメンに名を連ねたが、今後もア・リーグ主催のインターリーグでは、そのような起用も考えていることを明かした。

 42歳とメジャー最年長野手でありながら、ここまで打率3割3分、出塁率は3割9分と結果を残しているイチロー。「本当に素晴しいね。年齢の話はやめよう。あれだけのパフォーマンスを維持していれば、年齢の話などするべきではないよ」と再び口を開く指揮官。「体調も良いし、守備も衰えていない。必要であれば、盗塁も見せてくれる。もちろん、ヒットも打ってくれるしね。今もなお、本当に素晴らしい選手だよ」と感心することしきりだった。

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