創価大・正義 リーグ戦57イニングぶり失点も12奪三振完投

[ 2016年4月5日 15:17 ]

<杏林大・創価大>力投する創価大・田中正義

東京新大学野球 創価大8―3杏林大

(4月5日 県営大宮)
 今秋ドラフト最大の目玉、創価大・田中正義投手(4年)が5日、東京新大学野球リーグ開幕戦となる杏林大戦に先発。7回にリーグ戦57イニングぶりの失点を喫したが、12奪三振で完投勝利を挙げた。

 6回までパーフェクト投球を見せていたが、7回に投手強襲安打を許すと、その後一死一、三塁から味方の失策が絡んで失点。試合前までリーグ戦は昨春から50イニング連続無失点を継続中だったが、57イニングぶりの失点となった。

 田中は9回4安打3失点、12奪三振で完投。試合は8―3で創価大が開幕戦白星発進を決めた。

 最速は球場表示で151キロを記録。この日は田中の視察に12球団から40人以上のスカウトが集結した。

 ▼田中の話 (無失点継続は)まったく意識してないので点を取られようがチームが勝つ投球することが第一。点を取られたところでズルズルいかなかったのが良かった。(今日の投球は)個人的には70点。最後決めきれないのは自分の弱さが出たので次に生かしたい。完投できたことは凄く意味があると思います。

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