グリフィー氏、史上最多得票で殿堂入り 野茂の女房役ピアザ氏も選出

[ 2016年1月7日 08:37 ]

現役時代のケン・グリフィー氏 (AP)

 米国野球殿堂は6日、2016年の殿堂入り選手を発表し、マリナーズなどでメジャー歴代6位の通算630本塁打を放ったケン・グリフィー氏(46)、ドジャースなどで通算427本塁打のマイク・ピアザ氏(47)の2人が選ばれた。

 殿堂入りには全米野球記者協会に在籍10年以上の記者による投票で75パーセント以上の得票が必要。グリフィー氏は候補1年目での選出で、史上最多となる99・3パーセントの得票を得た。野茂英雄氏の女房役として日本でもお馴染みの選手だったピアザ氏も昨年の69・9パーセントから83パーセントまで票を伸ばし、念願の殿堂入りを果たした。

 グリフィー氏同様、候補1年目での殿堂入りが期待された歴代2位となる通算601セーブのトレバー・ホフマン氏(48)は67・3パーセントと惜しくも75パーセントをクリアすることができなかった。通算216勝のカート・シリング氏(49)は52・3パーセント、現役時代に薬物使用の疑惑があったバリー・ボンズ、ロジャー・クレメンス両氏も票が伸びず、ボンズ氏は44・3パーセント、クレメンス氏は45・2パーセントに終わった。

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