オリ東明 “信長パワー”で「2年連続2桁」宣言 昨季は10勝

[ 2016年1月7日 05:30 ]

消防車の前で敬礼ポーズのオリックス・東明

 オリックスの東明大貴投手(26)が“天下人パワー”で2年連続の2桁勝利を誓った。この日は大阪市住之江区での「消防出初式」に参加。

 「去年より勝つこと」を目標に掲げた右腕は、元日に岐阜城がそびえる標高329メートルの金華山をランニングで登頂したことを明かし、「ケガなく1年過ごせますように」と祈願したという。

 岐阜城といえば、戦国時代に織田信長が天下統一に向けて拠点とした城。地元ではパワースポットとしても有名で、東明も桐蔭横浜大時代から訪れている思い出の場所だ。「パワーは感じなかったですね」ととぼけて笑ったが、天下人となった信長公のパワーにあやかり、昨季の10勝を軽々超えるのが目標だ。

 自主トレでは「とにかくケガをしにくい強い体をつくりたい」と繰り返し、チームの軸になるという責任感を見せた。9日からはエース金子と初の合同自主トレを行うため渡米。“オリの天下人”からは「何というより全部学びたい」という。開幕ローテを死守し、2軍選手の下克上は許さない。

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