元西鉄・東田氏が死去 70歳、“トンタケコンビ”で人気

[ 2016年1月7日 05:30 ]

西鉄時代の東田氏

 プロ野球の西鉄などで活躍した東田正義(ひがしだ・まさよし)氏が2日、ぼうこうがんのため奈良県桜井市の自宅で死去した。70歳だった。葬儀は5日に家族、近親者のみで行われた。

 奈良県出身。御所工から三重交通を経て67年ドラフト2位で西鉄に入団。強打の外野手として71年には自己最多の23本塁打をマークした。同期入団の竹之内雅史との3、4番コンビは「トンタケコンビ」と呼ばれ、ファンに親しまれた。75年は日本ハム、76年から阪神でプレーし、77年に引退。通算成績は953試合出場で打率・252、123本塁打、351打点。オールスター出場2回。

 引退後は故郷の奈良県で保険代理業を営んでいた。5年ほど前にがんを患い、一度は完治したが、2年前に再発。昨年10月から自宅で療養していた。

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2016年1月7日のニュース