1000万円スルリ…大敗の栗山監督「しっかり受け止めたい」

[ 2015年6月17日 05:30 ]

<神・日>4回無死一、二塁、マウンドを降りる有原(左)とぼう然の栗山監督

交流戦 日本ハム4-11阪神

(6月16日 甲子園)
 1000万円がスルリと逃げていった。引き分け以上で交流戦勝率1位が決まる一戦でまさかの大敗。連勝が3で止まった日本ハム・栗山監督は「甲子園に“まだまだお前らはダメなんだ”と言われている。しっかり受け止めたい」と無念の表情を浮かべた。1位なら賞金は総額で1500万円だったが、2位で500万円に変わった。

 広陵時代以来、5年ぶりに聖地のマウンドに立ったルーキー有原はプロ最短の3回0/3で5失点KO。最高153キロをマークしながらも、ことごとく打ち込まれ「もっと粘れるようにしなければいけなかった。チームに迷惑をかけた」とぼう然。高校3年夏の甲子園2回戦では、自らの暴投で0―1で敗れた苦い思い出があり「勝って悔しさを晴らせばいい」と話していたが、またも試練を味わう結果となった。

続きを表示

2015年6月17日のニュース