投手か野手か…オリックス 外国人補強は離脱中ブランコ次第

[ 2015年6月17日 05:30 ]

オリックスのブランコ

 オリックスの瀬戸山隆三球団本部長(61)が、神戸市内の合宿所「青濤館」を視察に訪れた。関係者の話によると、目的は離脱中のトニ・ブランコ内野手(34)の状態確認で、1軍復帰時期などの可能性を探ったと見られる。

 ブランコは5月17日の日本ハム戦で右内転筋肉離れを発症。開幕当初の4月1日には左膝の炎症で出場選手登録を抹消されており、今季すでに2度目の離脱中。12試合の出場にとどまり、打率・128で1本塁打1打点で4番候補としての期待を裏切っている。

 支配下選手登録枠は残り1つ。最終の助っ人補強を投手にするか、野手にするかはブランコ次第という現状。すでに右内転筋肉離れは完治し、現在は2軍戦に復帰。岡本2軍監督は「週末の試合には予定通り出す」と、19日からのウエスタン中日戦(神戸第2)で再び状態を見極めるようだ。交流戦は4連勝フィニッシュと最高の形で19日からのリーグ戦再開を待つチームだが、ブランコのコンディションも今後の浮沈の鍵を握りそうだ。

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2015年6月17日のニュース