東海大四・決勝打の吉田「よっしゃと思った」もベース踏み忘れ反省

[ 2015年3月29日 18:47 ]

<健大高崎・東海大四>5回1死二塁、東海大四の代打吉田が右中間に先制打を放つ

第87回選抜高校野球大会第9日・準々決勝 東海大四1―0健大高崎

(3月29日 甲子園)
 5回に代打で決勝打を放った東海大四・吉田は、試合後にお立ち台に上がり「2年生の権がしっかり抑えてくれて、チャンスがあったら(大脇監督に)行くと言われていた。しっかり打てて良かった」と振り返った。ただ、「よっしゃと思った」という二塁打コースの打球も「ぬかるんでいて(一塁ベースを)踏み忘れました」と単打となってしまい反省の表情も見せていた。

 投げては5回から先発の権をつないで1点を大沢が守り切った。「リードがあってすごく楽な気持ちでマウンドに上がれた」と強気の投球で5、6回を3者凡退で切って取りリズムに乗った。8回にもバント処理で併殺を完成「フィールディングは冬に練習していた。成果が出てうれしい」と胸を張った。

 次戦は昨年の明治神宮大会初戦でコールド負けを喫した浦和学院(埼玉)との対戦。2人とも「借りを返すためにここまで来た」と口をそろえ、2日後の大一番に気合を入れていた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年3月29日のニュース