“出戻り”楽天40歳助っ人右腕 外国人最年長勝利

[ 2015年3月29日 07:30 ]

<日・楽)>来日初勝利のレイ(左)とプロ初セーブの松井裕がボールを手に笑顔

パ・リーグ 楽天4-2日本ハム

(3月28日 札幌D)
 楽天のレイが5回1失点で来日初勝利を挙げた。初回から最速147キロの直球を軸に打者を押し込み、3回からは3イニング連続で得点圏に走者を許したが、相手に流れを渡さなかった。13年途中に入団し、主に中継ぎで日本一に貢献しながら退団。昨秋の倉敷キャンプにテスト生として参加して台湾から2年ぶりに「出戻り」となった。外国人枠の事情もあり、29日に出場選手登録を抹消されるが「今後もどんな役割でもチームのために投げるだけ」と頼もしかった。

 ≪40歳以上外国人投手登板は史上初≫40歳4カ月のレイ(楽)が来日初勝利。40歳以上の外国人投手が公式戦に登板するのは史上初で、昨年10月3日楽天戦のウィリアムス(西=39歳0カ月)を上回る外国人最年長勝利を達成した。なお、楽天の最年長勝利は昨年7月21日西武戦で斎藤がマークした44歳5カ月だが、中継ぎで挙げたもの。先発に限れば、昨年5月5日西武戦の川井(37歳7カ月)を抜く最年長勝利になった。

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