大リーグ選抜 14安打8得点で侍ジャパン戦に弾み

[ 2014年11月11日 21:51 ]

<神巨・MLB>5回2死満塁、ロンゴリアが中越えに満塁ホームランを放ちサンタナに迎えられる

日本プロ野球80周年記念試合 大リーグ選抜8―7阪神・巨人連合

(11月11日 甲子園)
 大リーグ選抜と阪神・巨人連合の日本プロ野球80周年記念試合が11日に甲子園で行われ、大リーグ選抜の打線が14安打3本塁打8得点と爆発。終盤、阪神・巨人連合の追い上げをかわして8―7で勝利した。

 序盤は阪神・巨人連合投手陣の変化球に苦しんだ大リーグ選抜だが、4回に2本のヒットと四球で無死満塁とすると、サンタナ(インディアンス)の併殺打の間に三塁走者・エスコバル(ロイヤルズ)がホームを踏み先制。続くプイグ(ドジャース)に右前適時打が飛び出し、この回に2点を挙げた。

 5回にはロンゴリア(レイズ)の満塁弾。そして、6回にはペレス(ロイヤルズ)が、7回にはファウラー(アストロズ)がそれぞれバックスクリーンに飛び込むソロアーチを放ち、その後も小刻みにリードを広げた。

 先発のカプアーノ(ヤンキース)はチェンジアップを軸に4回を投げ、1安打無失点と阪神・巨人連合打線を抑え込み、5回からマウンドに上がったリリーフ陣も好投を続けていたが、7回から登板した4番手のモラレス(ロッキーズ)が阪神・巨人連合打線につかまり5失点と乱調。8回にはショートを守るアルテューべ(アストロズ)のエラーで失点し、8―7と1点差に迫られた。

 9回にも1死満塁と同点、サヨナラのピンチを迎えたが、7番手のベリボー(レイズ)が何とか無失点で切り抜けた。

 大リーグ選抜が侍ジャパンと戦う日米野球2014は、あす12日に京セラドームで幕を開け、18日まで全5試合を行う。

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2014年11月11日のニュース