青学大 延長14回サヨナラ勝ち!引き分け目前、1年生が決めた

[ 2014年11月11日 05:30 ]

<青学大・専修大>14回2死二塁、青学大・高島の適時打で二走・加藤匠が生還しサヨナラ勝ち

東都大学野球1、2部入れ替え戦 青学大6―5専大

(11月10日 神宮)
 2回戦が行われ、青学大が延長14回の末に専大に6―5でサヨナラ勝ちを収め、1勝1敗とした。規定により引き分けとなる寸前の14回2死二塁から途中出場の高島翔太外野手(1年)が中前適時打を放った。6回途中から救援した福本翼投手(4年)が8回2/3を1失点の好投を見せた。専大は相手を上回る13安打を放ったが14残塁の拙攻だった。

 青学大は4時間30分を超えて新しいイニングに入らない規定により、最後の攻撃となった延長14回で劇的なサヨナラ勝ち。4時間41分の激闘に河原井正雄監督は「1年生がよく打ってくれた。彼の今後の野球人生でも大きな一打となるだろう」と称えた。7回の守備から出場していた高島が14回2死二塁から決めた。9回2死満塁のサヨナラ機では中飛に凡退していただけに、「借りを返したかった。打ったのはチェンジアップ。(中前に)落ちろと思った。高校野球も含め公式戦でのサヨナラ打は初めて。先輩のためにも2部に行くわけにはいかなかった」。常総学院(茨城)で3度甲子園に出場し、大舞台は慣れっこの高島も興奮気味だった。

 ▼青学大・福本(2番手で登板し8回2/3を1失点)技術とかの問題ではない。あした(11日)は大学野球の集大成。勝ちにこだわりたい。

続きを表示

この記事のフォト

2014年11月11日のニュース