ロッテドラ1中村 京大くんにライバル心「話題をもっていかれてる」

[ 2014年11月11日 05:30 ]

諸積スカウト(左)から激励を受ける早大・中村

 ロッテからドラフト1位で指名された早大・中村が、同2位の京大・田中へのライバル心をのぞかせた。

 「田中君は凄く注目を集めていて、話題をもっていかれている。僕は話題のある選手じゃないので、入団してから(報道で)取り上げてもらえる選手になりたい」。この日、指名あいさつを受け、あくまでも実力で世間の目を向けさせることを誓った。

 走攻守がそろった大型内野手で、人気俳優の高橋克典似の甘いマスク。「あまりモテないんです」と謙遜するが、将来の「球団の顔」として期待も高い。憧れの存在は井口といい、著書「二塁手論」をバイブルとしている。「井口さんのように打って走って守れる選手になりたい」。スポーツ科学部に在籍しており、卒業論文のテーマは「体格と打球速度の関係性」。早大野球部の野手約60人をサンプル調査し、打撃を科学的に分析している。「(日本ハム)大谷選手の160キロ台の球を見てみたいですね」。京大・田中に引けを取らない頭脳派内野手は、プロの速球投手との対戦を心待ちにしている。

続きを表示

2014年11月11日のニュース