八戸学院光星・中川　99球２失点完投、６回まで無安打

第９６回全国高校野球選手権２回戦 八戸学院光星４―２武修館

（8月17日 甲子園）
　八戸学院光星の２年生エース右腕・中川が３安打２失点で完投勝利を挙げた。４回に失策絡みで先制を許したが、６回まで無安打投球。「打たれていないのは分かっていたけど、気にしなかった」と９９球で投げ切った。６月に習得したチェンジアップなど多彩な変化球を駆使して武修館を手玉に取り、仲井監督は「きょうは中川さまさまのゲーム」と目を細めた。

　≪史上最多タイの東北勢初戦突破≫八戸学院光星（青森）が武修館（北北海道）に勝利。東北勢５校が初戦を突破するのは史上最多タイで、昨年に続き２度目。今夏の東北勢は利府（宮城）、山形中央、盛岡大付（岩手）、聖光学院（福島）が勝ち、角館（秋田）が敗れた。