11盗塁は想定内も…利府・穀田監督「初回の3失点で動揺」

[ 2014年8月18日 18:31 ]

<健大高崎・利府>1回、健大高崎打線につかまり、マウンドでうつむく奈須野(右)と小野の利府バッテリー

第96回全国高校野球選手権大会2回戦 利府0―10高崎健康福祉大高崎

(8月18日 甲子園)
 健大高崎に15安打を浴び、11盗塁を決められての大敗。利府・穀田監督は「悔しいです」と声を絞り出した後、しばらく沈黙。「相手の11盗塁は想定の範囲内。ただ、初回に3点取られたことで動揺してしまった」と振り返った。

 宮城大会7試合と1回戦の佐賀北戦を全て2点以内に抑えた投手力と堅守が持ち味。それが、初回だけで3失点。指揮官は「やはり精神面のダメージがあった」と分析。

 3回途中5失点で降板し「走者を意識せず、打者に向かっていったが、自分の力不足だった」とうつむく先発の奈須野を、指揮官は「ボールは走っていた。みんなで守ってあげたかった」とかばった。

続きを表示

2014年8月18日のニュース