バンビ2世、6回集中打で散る…森田監督「チャンスあったが…」

[ 2014年8月18日 13:22 ]

<東邦・日本文理>9回2死、ベンチで泣き始める東邦・藤嶋

第96回全国高校野球選手権2回戦 東邦2-3日本文理

(8月18日 甲子園)
 序盤に主導権を握りながら逆転負け。東邦・森田監督は「勝てるチャンスはあったが…」と悔しそうな表情を浮かべた。

 3回まで0―0の投手戦。東邦は4回2死二、三塁から捕逸で1点を先制。5回には1死二塁から2番・児玉の左前への打球がイレギュラーして左翼手が捕球できない幸運な適時三塁打となり、1点を追加した。

 “流れ”は確実に東邦に傾いていたが、6回に1年生右腕・藤嶋が日本文理打線につかまった。6回無死死一、二塁から星に左前適時打を許し、さらに1死満塁から4番・池田が左前へ2点適時打を浴びて降板した。

 「藤嶋はスピードもコントロールもよかったが、6回は甘いところにボールが集まってしまった」と森田監督。捕手の峰は「ストレートを狙われていたが、変化球を投げて打たれるよりはストレートで勝負したかった。全部僕のせい」と後輩をかばった。

 藤嶋に代った3年の大井が3回1/2を1安打無失点と好投しただけに指揮官は「勝てるチャンスはあった」の言葉を繰り返した。

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