連日の5時間超え 西武―日本ハムは2試合連続でドロー

[ 2014年8月17日 22:35 ]

<西・日>引き分けに持ち込み、ナインをハイタッチで迎える大谷(中央)

パ・リーグ 西武3―3日本ハム

(8月17日 西武D)
 両チーム7投手づつ、合わせて14投手をつぎ込み、連日の5時間超えの試合となった西武―日本ハム戦(西武D)は、3―3で2試合連続となる延長12回引き分けに終わった。

 5時間14分の試合の幕開けは西武の主砲の一発だった。

 初回、今季4試合対戦して3敗を喫し、防御率0・68と苦手の日本ハム先発・大谷から中村が2試合連続となる22号左越え3ランが飛び出して先制。

 しかし、日本ハムも前日同様に粘りを見せ、2回に1点を返し、6回には満塁の場面をつくると、2度のバッテリーミスでついに3―3の同点に追いついた。

 その後も日本ハムは7回、9回、11回と得点圏に走者を出して勝ち越す好機を迎えるも、ことごとくものにできず、西武も決め手を欠いた。

 2桁勝利を狙った日本ハム先発の大谷は初回に中村に一発を浴びたが、その後は西武打線に得点を許さず、7回149球を投げて4安打6奪三振3失点で勝敗はつかず。今季自身最多の8四球を与えて制球に苦しむ登板となった。

 西武先発の小石は12年7月11日のソフトバンク戦以来となる先発登板で、5回まで投げて3安打1失点としっかり試合をつくり、勝利投手の権利を残したままマウンドを降りたが、救援陣が踏ん張れなかった。

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2014年8月17日のニュース