八戸学院光星がヒヤヒヤ逆転勝ち 仲井監督「本当に苦しい試合」

[ 2014年8月17日 13:12 ]

<武修館・八戸学院光星>初戦突破した八戸学院光星ナインがアルプスの応援席に向かって駆け出す
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第96回全国高校野球選手権大会第7日・2回戦 八戸学院光星4―2武修館

(8月17日 甲子園)
 八戸学院光星は8回に一気に4点を入れて逆転勝ちし、6大会連続の初戦突破を果たした。仲井監督は「本当に苦しい試合でした」と開口一番。武修館の継投に苦しみ、県大会の準決勝、決勝に続き3試合連続での逆転勝利に「選手たちが粘り強くなって、試合でそれを出してくれた」と称えた。

 武修館の先発は、背番号10の右腕・立花。11年夏から3季連続して甲子園準優勝に導いた仲井監督も「右投げで来るとは思わなかったので、選手に動揺を与えてしまった」と語るまさかの展開。それでも「苦しい展開だったが、ワンチャンスを生かせてよかった」と語った。

 8回にはエース・中川の左前打でチャンスを広げ、一気に4点を挙げる足掛かりを作った。投げても3安打で完投勝利とあり「中川はこのチームの、勝負強さの象徴。きょうは中川様々のゲーム」と感謝した。

 勝ち越しの2点タイムリーを放った森山も「なかなか皆、ヒットが打てずに苦労したが、8回に集中して点を取ることができてよかった。中川が途中までノーヒットに抑えていたので何とかしなきゃと思った。ものすごくうれしかったです。ここで負けていられないと思った」と笑顔を見せていた。

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