ヤク新垣 大荒れ2軍降格 セタイ1試合4暴投

[ 2014年8月17日 05:30 ]

<中・ヤ>1試合4暴投でセ・リーグタイ記録となった新垣

セ・リーグ ヤクルト0-6中日

(8月16日 ナゴヤD)
 7月にソフトバンクから移籍してきたヤクルトの新垣は2度の先発で結果を残せず、2軍降格が決まった。

 3回を7安打4失点。「ストライクを取ることに精いっぱいで打者と勝負できなかった。同じ失敗を繰り返して申し訳ない」とうなだれた。2回に暴投で先制点を許すなど、セ・リーグタイの1試合4暴投。ソフトバンク時代には1試合5暴投のプロ野球記録もつくっており、通算88暴投は歴代単独3位となった。変化球を引っ掛けてしまう欠点は解消されておらず、高津投手コーチは「長年こうしてやっているので、すぐに直る感じではないと思う」と厳しかった。

 ▼ヤクルト・雄平(7回2死からチーム初安打となる左前打を放つ)甘い球が来たのでたまたま。(山井は)球の切れが前回より良かったし、制球も丁寧だった。

 ≪同僚・雄平抜いた 4暴投以上3度目≫新垣(ヤ)が1試合4暴投。1試合最多暴投は新垣自身がソフトバンク時代の08年8月20日西武戦で記録した5暴投だが、セでは04、05年高井、12年ロマン(いずれもヤ)と並ぶ3人目(4度目)のタイ記録になった。新垣は07年4月17日楽天戦でも4暴投。1試合4暴投以上を3度は高井(現登録名は雄平)の2度を抜き最多。両リーグで記録したのも初めてだ。

続きを表示

2014年8月17日のニュース