武修館、継投で光星ほんろうも…甲子園初勝利ならず

[ 2014年8月17日 13:39 ]

<八戸学院光星・武修館>4回裏武修館1死三塁、早坂の左犠飛で柴崎が生還しガッツポーズ。捕手馬場
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第96回全国高校野球選手権大会第7日・2回戦 武修館2―4八戸学院光星

(8月17日 甲子園)
 春夏合わせて初出場の武修館が、11年夏から3季連続準優勝の甲子園の常連校・八戸学院光星を最後まで苦しめた。

 先発投手は、エースナンバーをつけた左腕の徳橋ではなく、地方大会で登板が1試合だけの立花。4回から山崎、7回から徳橋という継投を見せ、終盤まで八戸学院光星打線に的を絞らせなかった。

 今大会最年少で26歳の小林監督の「投手については計画通り。相手は強豪校だったので、目先を変えたかった」という狙い通りに試合は展開。3番手で4失点の徳橋は「悔いは残るが、今までで一番のゲーム。この試合を糧にしたい」と語った。

 攻めても「出たら次の塁を狙っていく」野球で4回には敵失を足場に無安打で先制点を挙げた。終盤に逆転され、76回大会の北海、砂川北以来20年ぶりの南北北海道、そろっての初戦突破はならなかったが「自分たちの野球ができた、というところもある」と手応えを感じているようだった。

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