“琉球のライアン”山城14K!沖縄尚学、作新学院下し甲子園20勝

[ 2014年8月17日 10:10 ]

<沖縄尚学・作新学院>ライアン投法で作新学院打線を9回1失点に封じた沖縄尚学・山城

第96回全国高校野球選手権大会2回戦 沖縄尚学3―1作新学院

(8月17日 甲子園)
 第96回全国高校野球選手権大会第7日は17日、甲子園球場で2回戦4試合が行われ、第1試合では2年連続7回目の出場でセンバツ8強の沖縄尚学(沖縄)が4年連続10回目の出場となった作新学院(栃木)を3―1で下し、春夏合わせて甲子園20勝目(10敗)を挙げた。沖縄尚学は6大会連続で初戦突破。3回戦では、東東京代表の二松学舎大付と対戦する。

 足を高く上げるフォームで「琉球のライアン」の異名を取るエースの山城は、初回に朝山に本塁打を打たれたものの、3安打1失点、無四球の力投で完投勝利。伸びのあるストレートを武器に8回を除く毎回の14奪三振をマークした。

 沖縄尚学は1点を追う初回、2死から西平が左翼へソロ本塁打を放ちすぐさま追いついた。2、3回と走者を出すことができなかったが4回、西平が四球、安里が右前打の1死一、三塁から久保のニゴロ間に勝ち越し点を挙げた。6回にも中村の左前打を足場に1死三塁とし、安里の遊ゴロ間に加点した。

 作新学院は初回、2死から朝山が右中間へソロ本塁打を放ち先制。だが、その後は山城の前に好機を作れなかった。初回に本塁打を放った朝山は5回からは2番手でマウンドに上がり、投打に奮闘したが流れを変えることができなかった。作新学院は09年以来4大会ぶりに初戦敗退となった。

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