大竹 今季中日戦5勝目!“魔の6回”切り抜け8勝目

[ 2014年8月10日 17:34 ]

<巨・中>サインボールをスタンドに投げ込む大竹

セ・リーグ 巨人2―1中日

(8月10日 東京D)
 負ければ2位陥落の可能性もあった大事な試合で大竹が力投。今季4勝1敗と相性の良い中日相手に6回2/3を投げ4安打1失点で8勝目を挙げた。

 序盤の3回はパーフェクト投球。7回に1失点を喫したが、最少失点でバトンを渡した。今季、大竹の失点は52だが、そのうち6回の失点は実に17点。そのため「最近6回、6回と言われていたので、それを乗り越えたいと思って投げました」笑顔を見せた。

 これで8勝目。右手中指の腱の炎症で戦線を離れている菅野の9勝に次ぐチーム2位の勝ち星だが、「ボクだけの力では勝てない。謙虚に頑張りたい。とにかく勝つことしか考えていない。汗が出ると調子がいいんです」と、夏の暑さも何の、大竹にとって初の優勝目指しキッパリと語った。

 原監督も「今日はコーナーワークをうまく使って、いいピッチングをした」と語った。また、3回に坂本、阿部のタイムリーで2点を挙げたものの、6回以降は無安打に抑えられた打線については「2点と言うのはほめられる点ではないが、3番、4番が打てて良かった」と語っていた。

 ▽大竹のイニング別失点 1回10点、2回5点、3回3点、4回6点、5回7点、6回17点、7回4点と、圧倒的に6回が多い。

続きを表示

この記事のフォト

2014年8月10日のニュース