日替わり守護神奏功!DeNA 2桁安打浴びても勝てばいい

[ 2014年8月10日 05:30 ]

<D・ヤ>勝利を収め、黒羽根(左)と抱き合うDeNA・ソト

セ・リーグ DeNA5-4ヤクルト

(8月9日 横浜)
 ヤクルトに2試合続けて2桁安打を浴びても、勝てばいい。DeNAの中畑監督は1点リードの7回2死一、二塁で守護神・国吉を投入して無失点で切り抜けた。

 すると、9回はソトが1死満塁としながらも雄平を遊ゴロ併殺に仕留めて来日4年目で初セーブ。中畑監督は「最後の最後まで一球も見逃せなかった。(最後は)気持ち良かった。継投で踏ん張ってくれた」とねぎらった。

 強力打線封じの最善策だった。シーズン当初はソーサを守護神で起用したが不調で、5月に新人の三上を抜てき。今月に入って国吉を3人目の抑えに指名したが、「固定しない。国吉、三上、ソトは相手打線の兼ね合いで順番を配置転換する」と明かした。3位・広島とは4ゲーム差に接近。残り50試合は「日替わり守護神」で逆転し、球団初のCS進出を狙う。

 ▼DeNA・筒香(5回の18号ソロを含む2安打3打点)冷静に球の見極めができている。できるだけ(好不調の)波を少なくしたい。

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