ダルビッシュ11勝目ならず…6失点で7敗目、防御率も3点台に

[ 2014年8月10日 11:50 ]

5回にワシントン監督(左)から交代を告げられるダルビッシュ(AP)

ア・リーグ レンジャーズ3―8アストロズ

(8月9日 ヒューストン)
 レンジャーズのダルビッシュ有投手(27)は9日、敵地ヒューストンでのアストロズ戦に先発し、4回0/3で113球を投げ9安打、6失点(自責点5)で降板。11勝目はならず7敗目を喫した。制球に苦しみ、7奪三振を奪ったものの4四球を与え、失点につながり、防御率も今季初めて3点台となり、3・06まで落ちてしまった。

 この日は女房役として故障者リストから再復帰したソトがマスクをかぶった。7月19日以来今季2度目のバッテリー。5月下旬のメジャー昇格後、ダルビッシュが先発したほとんどの試合でマスクをかぶってきたジメネスが戦力外となっていた。

 ダルビッシュは初回、2四球と暴投で2死一、二塁としシングルトンに先制の右前タイムリーを打たれ、続くドミンゲスに遊撃内野安打されて2点を失った。制球に苦しみ、初回だけで31球を投げた。

 2回、3回は走者を出しながらも粘りの投球を見せていたが5回、先頭のカストロ、カーターに連打され、クラウスに四球の無死満塁からシングルトンに右翼線へ2点タイムリー二塁打、続くドミンゲスにも中前タイムリーを打たれたところで降板した。

 ダルビッシュが6失点以上したのは今季3試合目。今季アストロズ戦で4月12日には快勝したものの、前回対決となった7月10日には6回6失点で降板しており、またしても不本意な登板となった。

 試合はレンジャーズが3―8で敗れ2連敗。アメリカン・リーグ中地区最下位のレンジャーズだが、4位のアストロズに3・5ゲーム差をつけられてしまった。

続きを表示

この記事のフォト

2014年8月10日のニュース