岡田 状況読んで決勝セーフティーバント「何とか勝ちたかった」

[ 2014年5月18日 16:51 ]

<日・ロ>試合後、ウルトラマンゼロとポーズをとる岡田

パ・リーグ ロッテ4―3日本ハム

(5月18日 札幌D)
 息詰まる接戦、勝ち越しを決めたのはロッテ1番打者の岡田の足だった。同点に追いついた9回2死二、三塁、冷静に日本ハムの守備陣形を確かめて決勝のセーフティーバントを三塁前に決めた。必死の送球をした日本ハムの三塁・飯山は唇をかんで悔しさをにじませた。

 試合後、岡田は「飯山さんが後ろめだった。(投手の)クロッタから外野を抜くのは難しいと思って(バントすることを)決めました」と自らの判断だったことを明かし、最終回2死での勝ち越し打に満足げな表情を浮かべた。敗れれば4連敗、5位転落の危機もあっただけに「おととい、きのうと負けているので何とか勝ちたいという気持ちだった」と勝利への執念が実を結んだ。

 勝って交流戦に臨むことになったが、借金はまだ4つ。岡田は「とにかく勝ちにこだわる」と、セ球団を叩いての浮上を誓っていた。

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