マエケン「ひどかった」2敗目 メジャー6球団以上視察も…

[ 2014年5月18日 05:30 ]

<巨・広>6回2死一塁、阿部の打球が直撃する前田健

セ・リーグ 広島1-5巨人

(5月17日 東京D)
 広島・前田健は4月20日のDeNA戦(横浜)以来、約1カ月ぶりの黒星となる2敗目を喫した。

 6回3失点で、菅野とのエース対決に敗れ「今年一番というくらい球が投げられなかった。きょうはひどかった」と悔しさをあらわにした。この日はレンジャーズのジョシュ・ボイド・スカウト部長らメジャー6球団以上の関係者が視察。その中で速球の制球が定まらず、3試合続けて初回に失点。3回にセペダに浴びた2ランもカウント3ボールから速球が真ん中に。山内投手コーチは「前回登板から投球フォームのバランスが崩れている」と評した。

 6回2死一塁では阿部の打球を右太腿内側に受け、一塁へ送球した後にその場に倒れ込んだ。直後の攻撃で代打を送られて交代。病院には行かず、アイシング治療を受けた。18日の練習参加には「明日になってみないと分からない」と言葉を濁し、「痛みがなかったら(6回で)代わっていない」。今後にも不安を残す降板となった。

 ▼広島・野村監督(菅野に今季2敗目)球数は投げさせたけれど、向こうも必死だから。巨人のエースだし、対策をもっと練っていかないといけない。

続きを表示

2014年5月18日のニュース