阪神 CSへ不安山積み…後半戦対広島戦負け越し 福留不振も深刻

[ 2013年10月3日 06:00 ]

<広・神>初回2死一、二塁、福留は空振り三振に倒れる

セ・リーグ 阪神2-7広島

(10月2日 マツダ)
 阪神がCSファーストSで当たる広島に完敗した。スタンリッジら投手陣が5回まで大量7点を失い、打線は大差がついた後に2点しか奪えなかった。

 後半戦の対広島は5勝8敗で、和田監督は「分が悪いが、振り返ってはいられない。でも、ちょっと(雰囲気が)重いね」と危機感を募らせた。打線は2回無死一塁、坂がエンドランのサインで野村の外角のボール球に食らいついたが、遊飛で併殺に。直後に先制され、指揮官は「あれがノーバウンドになるか、ワンバウンドになるか。チームの勢いの差」と力なく話した。福留の不振も深刻だ。初回2死一、二塁で空振り三振するなど、10安打でも決定打を欠いた攻撃の象徴になった。チェンジアップに苦しめられた野村の出来には「普通ちゃう」と言うだけだった。

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2013年10月3日のニュース