亜大 九里が3戦連続完投勝ち 41分間、降雨中断も踏ん張った

[ 2013年10月3日 06:00 ]

<亜大・拓大>雨が降りしきる中、6安打3失点完投した亜大・九里

東都大学野球第4週第1日 亜大5―3拓大

(10月2日 神宮)
 1回戦2試合が行われた。第1試合は亜大の九里亜蓮(くり・あれん)投手(4年)が3失点で開幕から3戦連続完投勝利。亜大の生田勉監督(47)は元亜大監督の拓大・内田俊雄監督(66)との初対決を制し、開幕5連勝した。第2試合は国学院大のドラフト1位候補・杉浦稔大投手(4年)が3失点完投でリーグ通算10勝目を挙げ、青学大に先勝した。

 <亜大>今秋ドラフト候補右腕の九里が今春から8連勝を飾った。試合は雨のため約1時間遅れで始まり、さらに初回1死満塁としたところで41分間の中断。厳しい状況の中で再開後に3失点した。「慎重になりすぎている。とにかく低めに集めて打たせて取ろう」。そう言い聞かせ、2回以降は無失点で3失点完投。小雨が降り続く中で見事に立ち直った。拓大の内田監督は亜大監督としてリーグ優勝13度の名将。生田監督にとって選手、コーチ時代の恩師との初対決だったが「自分たちのことで精いっぱいなので特に意識はしませんでした」と話した。

 ▼拓大・内田俊雄監督(5度の日本一に導いた亜大と初対戦)4連覇しているし、投手を中心にした凄いチームだなと思った。

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2013年10月3日のニュース