阪神２年連続甲子園負け越し　和田監督「申し訳ない」

＜神・Ｄ＞８回裏１死一、三塁、好機に福留（８）がは三飛に倒れ、ベンチで渋い表情の和田監督（中央）

セ・リーグ 阪神４－６ＤｅＮＡ

（9月26日 甲子園）
　阪神はまたも負の連鎖を断ち切れなかった。６回以降、久保田、松田の中継ぎ陣が踏ん張れずに逆転負け。２年連続となる甲子園負け越しが決まった。

　「これだけの応援をもらっているのに、ファンに申し訳ない。ただ、これで終わりじゃない。まだまだ大事な試合があるので、そこで勝ちゲームを見せられるようにやっていきます」

　和田監督は会見中、終始、厳しい表情を崩さなかった。中継ぎの誤算に加え、打線も４回以降は無得点。８、９回とも２人の走者を出したが、ホームが遠かった。

　「乗っていけない要因の一つ。ただ選手もベンチもこれで良いとは思っていない」

　８月２７日からの巨人３連戦で３連敗を喫して以来、これで９カード連続で勝ち越しがない。ＣＳへ向け、募る不安。浮上の兆しが見えない。