「1、2番」がけん引 岡島&藤田4安打

[ 2013年9月27日 06:00 ]

<西・楽>初回2死満塁、押し出しで三走藤田(右)が先制のホームを踏む

パ・リーグ 楽天4-3西武

(9月26日 西武D)
 後半戦からリードオフマンに定着した2年目・岡島が、大一番でも3安打とけん引した。初回、初球を左前打して先制点を演出。2点を追う7回1死一塁でも左前打して逆転劇につなげた。

 7月29日に岩手県盛岡市内で行われた決起集会。星野監督の隣に正座して「どこでもいいので使ってください!」と直訴した。嶋の2番手捕手だったが同31日の西武戦(秋田)からは不動の「1番・右翼」。「チャンスをもらったところでやろうと集中して頑張ってきた」と声を弾ませた。

 岡島と「1、2番」を組んだ藤田も初回に左前打。二塁の守備でもシーズンを通してチームを支え続けた。昨季途中、DeNAからトレードで加入。すぐにとけ込むと今季はマギーと家族ぐるみで付き合い、夫人とともにマンションに招待されてサーモンのホイル焼きなど手料理を振る舞われたことも。この日の9回2死二、三塁では田中に「広く(攻めて)いっていいよ」と助言。その通りに田中がコースいっぱいを攻めて締めくくり「最高ですね。しびれました」と笑った。

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2013年9月27日のニュース