プロ注目の国学院大・杉浦 劇勝呼ぶ完投

[ 2013年9月27日 06:00 ]

<駒大・国学院大>1失点完投勝利を挙げた杉浦

東都大学野球第3週最終日 国学院大2―1駒大

(9月26日 神宮)
 3回戦1試合が行われ、国学院大が駒大を2―1で下し2勝1敗で勝ち点2とした。今秋ドラフト上位候補の杉浦稔大(としひろ)投手(4年)が1失点完投勝利。同点の9回に山下幸輝内野手(3年)が左翼線にサヨナラ二塁打を放った。駒大は打線が3安打に封じられた。

 国学院大のエース右腕・杉浦が、3安打8奪三振の力投で2試合連続完投勝利をマークした。「真っすぐもしっかり投げられたし変化球でストライクも取れた」と振り返った。完封目前の9回に同点ソロ本塁打を浴び「マジか、と思ったがどうしても負けられないと切り替えた」と直後の山下幸のサヨナラ打を呼んだ。視察した巨人・井上真二スカウトは「中1日でしっかり調整できていた」と目を細め、鳥山泰孝監督は「価値のある大きな1勝」とナインの粘りを称えていた。

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2013年9月27日のニュース