人気者の宿命!?イチロー 日米通算4000安打に議論百出

[ 2013年8月21日 06:00 ]

日米通算4000安打にあと3本に迫っているイチロー

 日米通算4000安打達成が目前に迫ったヤンキースのイチローに、米メディアがプレーイング・マネジャーの勧めを説いた。

 ヤ軍は19日(日本時間20日)はニューヨークへの移動日で、イチローもオフだったが、各メディアは偉業を前にしたイチローをさまざまな形で論評。シカゴの地元紙「シカゴ・トリビューン」が、イチローがピート・ローズ(主にレッズ)が持つ大リーグ最多4256安打超えについて「来年から2年間、常時プレーできる場所さえ確保すれば、できるだろう」と報じた上で、ローズがキャリア終盤3年間の84~86年に、レッズで選手兼監督としてプレーしたのを引き合いに出し「イチローも選手兼監督になれるか」と指摘。プレーイング・マネジャーという形で現役の時間を伸ばし、安打を積み重ねることを提案した。

 さらに、ヤ軍との契約が終了する14年オフには、古巣マリナーズが再獲得に乗り出すべきとし、「12年の放出は正しい選択だった。しかし歴史的偉業を達成するのに、古巣が手助けするのはそう難しくはないだろう」と伝えている。

 一方で、日米通算4000安打に否定的な意見も。メジャーでも過去に「大台」に到達したのはピート・ローズと4189安打のタイ・カッブ(主にタイガース)の2人だけ。CBCスポーツは「もし通算4257安打を打っても大リーグ記録に並べるべきではない」との見解を示した。

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2013年8月21日のニュース