高木監督「そりゃ弱いからでしょ」…地元岐阜でも地方7戦全敗

[ 2013年8月21日 06:00 ]

<中・広>初回、先制機を走塁ミスで無得点に終わり、コーチ陣に指摘する高木監督(中)

セ・リーグ 中日0-6広島

(8月20日 岐阜)
 故郷に錦を飾れなかった。今季で任期が終わる中日・高木監督、最後の岐阜での試合は投打に圧倒されての完敗。05年から続いていたチームの岐阜での連勝は5で止まり、今季の地方球場での試合は7戦全敗に終わった。

 「(地方全敗に)そりゃ、弱いからでしょ。打てんかったからや。あれだけのピッチングをされたんで、打てんのもしょうがないけど」

 地元の知人も観戦した試合での零敗にさすがのモリミチ監督も得意の自虐ジョークを飛ばす余裕もなかった。難敵・前田健から初回1死三塁としたが、森野の左飛で三塁走者の谷がタッチアップを自重。結果的にはこれが唯一の得点チャンスだった。「あの1点を取らんからこうなる。(前田健は)セントラルのマー君ですよ」と脱帽した指揮官。生暖かい故郷の夜風が、その背中に寂しく吹き付けた。

 ▼中日・中田賢(5回7安打5失点で5敗目)勝負球が甘くなった分、ヒットを打たれた。

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2013年8月21日のニュース