日大山形・奥村主将 相手エースたたえる「見極めが難しかった」

[ 2013年8月21日 14:29 ]

第95回全国高校野球選手権大会準決勝 日大山形1―4前橋育英

(8月21日 甲子園)
 日大山形の奥村主将は6回に右中間へ二塁打を放ち、犠飛で生還。チームはこの1点に抑えられた。「腕の振りが良く、ストレートとスライダーの見極めが難しかった」と前橋育英のエース高橋光をたたえ「自分たちに勝ったプライドを持って頑張ってほしい」と堂々とした口調でエールを送った。

 父親が荒木監督と知り合いだった縁もあり、滋賀県の中学から日大山形に進んだ。主将になって「歴史を塗り替えよう」と言い続け、山形県勢で初の4強入り。「有言実行したことは自信になる。でもやっぱり負けるのは悔しい」。こらえていた涙が最後にあふれた。

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2013年8月21日のニュース