33歳木村 渋い仕事 スクイズが決勝内野安打、ダメ押し適時打も

[ 2013年8月21日 21:41 ]

<中・広>7回、スクイズが勝ち越し内野安打となった木村

セ・リーグ 広島6―3中日

(8月21日 ナゴヤD)
 同点でこう着状態となった試合にケリをつけたのは広島・木村の堅実な働きだった。7回1死一、三塁からスクイズで打球を転がすと内野安打となり勝ち越し、8回には2死一、三塁から左適時打で貴重なダメ押し点をもたらした。

 「転がせば入ると思った。うれしかった」とV打を素直に喜んだ。前日はノーヒットでチームの快勝に乗りきれなかっただけにこの日の2打点で“借り”を返した形になった。

 チームはこれで4位中日に2・5差をつけた。激しいクライマックスシリーズ争いは続いていくが「スタメンでも途中からでも丁寧にやっていく」と、万能型選手らしく勝利への貢献をまず口にした。残りは35試合。33歳の渋い働きがチームを勢いづける。

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2013年8月21日のニュース