明大 ドジャースのマイナーと練習試合 プロと特例で対戦実現

[ 2013年3月14日 06:00 ]

試合を終え、ドジャースの選手と健闘をたたえ合う明大ナイン

 東京六大学リーグの明大は12日(日本時間13日)、キャンプ中の米アリゾナ州フェニックスでドジャースのマイナーチームと試合を行い、1―5で敗れた。プロとアマの交流を制限する規定があるため日本の大学が単体で大リーグのプロチームと対戦するのは異例。明大は3年前から米国でキャンプを行っており、日本学生野球協会の特例で実現した。

 ド軍のマイナーチームには調整目的でメジャーリーガーも出場。昨季25セーブのジャンセン、11年にマリナーズで37セーブを挙げたリーグも登板した。明大打線は3安打に抑えられたが、中嶋主将は「相手投手の球は日本で見たことのない切れだった」と感嘆した様子。84年の日米大学野球で対戦したマーク・マグワイア打撃コーチとも再会した善波達也監督は「学生が貴重な経験をでき、野球の取り持つ縁に感謝している。世界で通用する人材を育てる明治大学の精神にも合う」と意義を話した。ド軍のトミー・ラソーダ元監督も姿を見せ「若者が経験を積むのは素晴らしいこと。ほかの大学も来ればいい」と、にこやかに話した。

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