難病手術の巨人・越智 27日投球練習再開へ

[ 2012年9月25日 06:00 ]

 国指定の難病「黄色じん帯骨化症」で6月に手術を受けた巨人・越智大祐投手(29)が、27日に投球練習を再開することが24日、分かった。6月28日の手術から3カ月。慎重にリハビリに励んでいた右腕について、球団関係者は「本人の回復状態が良好でそれではということ。ただ焦る必要はない」と説明した。

 脊髄の神経を保護するじん帯が骨に変わって神経を圧迫し、手足のしびれなどを引き起こす難病で、手術では背中を10センチほど切開。7月22日にウオーキングから練習を再開した。越智は「足に力が入るようになってきた。足の力がこんなに大事なのかと気づいた」と話すなど一歩ずつ段階を踏み、手術後初のブルペン入りのメドが立った。

 当日は立ち投げ程度になる予定だが、来季以降の復帰に向けて大きな前進になる。
 

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2012年9月25日のニュース