日本ハム 40歳・稲葉に複数年契約提示へ 将来の幹部候補

[ 2012年9月25日 06:00 ]

 今季で2年契約が終了する日本ハム・稲葉篤紀外野手(40)について、球団側は来季以降についても、複数年契約を提示する準備があることが24日、分かった。18年目の稲葉は4月28日の楽天戦(Kスタ宮城)で通算2000安打を達成。ここまで打率・291、9本塁打、59打点で、優勝争いを展開するチームをけん引している。

 大社啓二オーナー代行は「あれだけ高いレベルを維持してくれている。まだまだ大丈夫」と話し、山田正雄GMも「なくてはならない存在。複数年?そういう考え方ももちろんある」とした。来季中に41歳を迎える選手に複数年契約を提示するのは異例だが、プレーだけでなく若手が多いチームの精神的支柱でもある稲葉を球団では将来の幹部候補生としても高く評価している。稲葉自身は「まだシーズン中なので」としながらも「そう言ってもらえることは光栄。こちらからこうしてほしいと言える年でもないし、提示されたものを受けるだけ」と話した。来季以降も稲葉が栗山ハムの中心としてチームを引っ張る。

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2012年9月25日のニュース