埼玉・アスレチックス倶楽部が初V!全員野球が結実

[ 2012年9月25日 06:00 ]

ナインに胴上げされるアスレチックス倶楽部の岡野監督

スポニチ主催高松宮賜杯第56回全日本軟式野球大会1部最終日

(9月24日 本宮市しらさわグリーンパーク野球場ほか)
 準決勝2試合と決勝が行われた。関東勢同士の一戦となった決勝は、アスレチックス倶楽部(埼玉)が三光電気インディアンス(東京)を3―0で下して初出場初優勝。埼玉県勢として2年ぶり7度目の頂点に立った。ベテランとして攻守でチームをけん引した斎藤章内野手(32)が最優秀選手賞に輝いた。

 埼玉・アスレチックス倶楽部は若手とベテランが一体となり栄冠をつかみ取った。宮崎サニクリーン(宮崎)との準決勝ではチーム最年少の19歳・川島が同点の9回にサヨナラ安打。決勝では主将の渡辺とMVPを獲得した斎藤の32歳コンビが3回に適時打を放ち、先発の24歳・角野を援護した。1回戦以来の登板となった角野は7人の投手陣の中で最年少。「先輩たちに助けられた」と決勝の大舞台で7回を無失点に抑えた。岡野勇士監督も「年齢的に本当にバランスがいいチーム。来年は(高松宮より上のレベルの)天皇賜杯を狙いたい」と意気込んだ。

 ▼三光電気インディアンス・船瀬茂監督 まずは精いっぱいやった選手たちに感謝したい。決勝は完全に相手の実力が上だった。今回の結果を真しに受け止めて精進していきたい。

 ▽決勝 (しらさわ)
三光電気インディアンス(東京)
 000 000 000─0
 002 100 00X─3
アスレチックス倶楽部(埼玉)
 (三)吉崎―杉田
 (ア)角野、松本―渡辺

 ≪その他の結果≫

 ▽準決勝
ワールドスポーツクラブ(広島)
 100 040 0─5
 011 1045 X─21
三光電気インディアンス(東京) (ワ)粟村、伊藤、青木、藤原―久木田
 (三)吉崎―杉田
 [本]船瀬(三)

宮崎サニクリーン(宮崎)
 000 000 010─1
 000 010 001X─2
アスレチックス倶楽部(埼玉)
 (宮)平山―丸野
 (ア)兎沢、岡田―渡辺

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2012年9月25日のニュース