岡田監督は困惑「試合をやる気で来とったのに…」

[ 2012年9月25日 19:28 ]

休養を通告され、京セラドームを後にするオリックス・岡田監督

 3年ぶりのリーグ最下位が確定しているオリックスは25日、来季を見据えるとして今季限りでの退任の方針を一転し、岡田彰布監督(54)の休養を通告した。今季の残り試合は森脇浩司チーフ野手兼内野守備・走塁コーチ(52)が監督代行を務める。

 村山良雄球団本部長がこの日、ソフトバンク戦前に京セラドーム大阪で退任の意思を固めていた高代延博ヘッドコーチ(58)とともに通告。試合の先発メンバーを決定する直前だったという岡田監督は「全然、知らなかった。試合をやる気で来とったのに…」と困惑気味。「(今季)最後までという話を聞いていたわけだから…。(選手には)3年間で感じたことを勉強になったと少しでも思い出し、生かしてくれたらうれしいと言ったよ」と話した。

 ▽オリックス・村山良雄球団本部長の話 チームが目指すものが分かりにくくなってきた。さらなるレベルアップを図り、来季につなげる形で動いていかないと。ファンにアピールできる試合をしてほしい。

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