【経過】難航のＷＢＣ監督選考　当初は８月下旬までに発表の方針が…

来年３月のＷＢＣ監督就任が決定的となったソフトバンク・秋山監督

　来年３月のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）本大会に出場する侍ジャパンの監督にソフトバンク・秋山幸二監督（５０）が就任することが２４日、決定的となった。

　≪ＷＢＣ監督選考経過≫

　７月９日　実行委員会で、８月下旬までに監督を発表する方針を打ち出す。

　８月８日　加藤良三コミッショナーが、監督選考を一時凍結することを明言。

　９月４日　選手会が不参加決議を撤回し、参加を表明。監督選考も本格化した。

　９月７日　コミッショナー特別顧問のソフトバンク王貞治会長が「現場の１２人は絶対に断ると思う」と見解を示す。

　９月１８日　加藤コミッショナーが「（前回の）０９年に比べても現役（監督）の重要性が認識されている局面と感じている」と現役監督から選考する意向を示す。

　９月２３日　王会長が「今は（加藤コミッショナーと）現役を含めてという話になった」と現役監督が最有力であることを示唆。