岡島 12年ぶりサヨナラ被弾 3連覇遠のく痛い1敗

[ 2012年9月25日 06:00 ]

<楽・ソ>10回1死、松井(左)にサヨナラ2ランを浴びるソフトバンク・岡島

パ・リーグ ソフトバンク1-3楽天

(9月24日 Kスタ宮城)
 時計の針は午後9時31分だった。引き分け規定の3時間半が過ぎ、勝ちがなくなった直後に悪夢が待っていた。延長10回1死一塁。ソフトバンク・岡島が松井にサヨナラ2ランを浴びた。

 「うまいこと打たれました。力不足です」。左腕にとっては日本球界復帰後の初被弾。巨人時代の00年9月19日の広島戦(広島市民)以来12年ぶりのサヨナラ被弾だった。

 2回に楽天・田中から1点を先制したが、17勝目を狙ったエース・摂津も5回に痛恨の失点を喫した。1死一、三塁から島内の左犠飛で同点とされ「犠飛の失点は防げた。本当にもったいない」。8回1失点でも表情は厳しいままだった。

 これで首位・日本ハムとは4ゲーム差。3連覇がかすむ敗戦に秋山監督も「痛い1敗だよ。詰めが甘いよ。何でああいう終わり方をしないと、いけないんだ?」と怒りを隠せなかった。

 ▼ソフトバンク・今宮(2回に先制打を放つなど田中から3安打)3本は素直に喜べない。

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2012年9月25日のニュース