小西ら6選手が抱負「日本の野球を見せつけたい」

[ 2012年4月22日 17:16 ]

プロリーグから女子野球の日本代表候補に新たに加わった小西美加(後列中央)ら6選手

 日本女子野球協会は22日、今夏にカナダで開催される女子ワールドカップ(W杯)で3連覇を目指す日本代表の候補24人に、新たに女子プロリーグから小西美加(大阪)川端友紀、三浦伊織(京都)厚ヶ瀬美姫、田中幸夏、中村茜(兵庫)の6選手を加えると発表した。

 小西美加は「選んでいただいたからには、迫力のある投球で日本の野球を見せつけたい」とやる気十分。日本代表には04~08年にも選出されたが、当時は「自分の持っている力を全て出し切った大会はなかった」という。「まっすぐを中心とした緩急のある投球で、ストライクとボールの際どい出し入れをしっかりして、どのチームにも対応できるような投球をしていきたい」と抱負を語った。

 ▼厚ヶ瀬美姫 2008年に出場したワールドカップでは、自分にとっていい結果が出せたと思います。それ以上に今までやってきたことを生かして成績を伸ばしたい。守備のスピードと、肩の強さをアピールしていけたらと思います。

 ▼田中幸夏 売りは守備です。堅実な守備で、自分のところにきたボールは絶対アウトにするぐらい、一つ一つ丁寧なプレーをしていきます。

 ▼中村茜 初めてですが貴重ないい経験になると思います。パワフルなバッティング、そして守備では強肩力を生かして、ホームに回さないようにしたいと思います。

 ▼川端友紀 代表候補は初の経験なので、緊張すると思いますが、楽しんで世界と戦うことに誇りを持っていきます。積極的に思い切りバットを振ってアピールしたいです。

 ▼三浦伊織 昨日の結果(2試合6安打)で選ばれたのかなと思います。楽しくやっちゃいけないのかもしれませんが、楽しんで頑張ります。日本代表候補と一緒に練習し、うまいところを盗んで自分のものにしたいです。

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2012年4月22日のニュース