法大エース三嶋4安打完投&打っても4安打

[ 2012年4月22日 06:00 ]

<立大・法大>9回、法大の先頭打者・三嶋が右前安打を放つ。これで4打数4安打

東京六大学野球 法大2-1立大

(4月21日 神宮)
 1回戦2試合が行われた。法大は三嶋一輝投手(4年)が立大相手に4安打1失点完投で今季初勝利を挙げた。打撃でも二塁打2本を含む4安打を放ち、投打でチームをけん引した。早大は先発全員安打を記録するなど、17安打13得点で東大に大勝した。

 法大のエース三嶋が投打で魅せた。投げては5回まで完全投球を見せるなど最少失点に封じ、9番に入った打席でも4打数4安打と大当たり。「打てると思っていなかった。(二塁打2本は)大学に入って初めて。来た球にバットをかぶせたら飛んでいってくれた」と驚きの表情を浮かべた。福岡工時代には6番打者で高校通算1本塁打。投手では珍しいスイッチヒッターだが、大学入学後はこの日も含め主に右打席に立っている。本業ではストライク先行の投球で散発4安打完投。「絶対に勝つつもりでいきました。低めを意識しました」。金光興二監督は「三嶋はもともと打撃がいい。(投球は)粘り強くなった」と称えた。

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2012年4月22日のニュース