斎藤と同じデビュー戦6回1安打も…吉永「もっと投げたかった」

[ 2012年4月22日 17:54 ]

東大戦に先発し、初登板勝利を挙げた早大・吉永

東京六大学野球春季リーグ第2週第2日 早大8―0東大

(4月22日 神宮)
 昨夏に日大三高で甲子園優勝投手となった早大の1年生・吉永がリーグ戦初登板初先発。6回を無失点に抑え、初勝利を手にした。

 東大打線を5回まで3人ずつに抑え、いきなり大記録達成かという雰囲気が流れ始めた。しかし「(記録を)意識し始めたのは5回あたりから。その途端に…」と6回、先頭打者に左前打を許す。結局、6回1安打で交代し「もっと投げたかった。球の切れも悪く、高校時代を100とすると、70ぐらい」と満足していない様子だった。

 現日本ハムの斎藤佑樹も5年前の春にデビュー戦で東大を相手に先発し、6回1安打だった。岡村監督は「吉永の潜在能力はあんなものじゃない」と言い、捕手の地引も「斎藤さんの変化球は小さいが、吉永は大きな変化球を持っている」と評価した。

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2012年4月22日のニュース