阿部、同点2ラン空砲…巨人、今季2度目の5連敗で最下位

[ 2012年4月22日 20:32 ]

今季2度目の5連敗を喫し、球場を後にする巨人・原監督

 プロ野球、ヤクルト―巨人6回戦は22日、神宮球場で行われ、巨人は2―3で敗れて今季2度目の5連敗、最下位脱出はならなかった。先発の宮国を4回2失点で降板させたが、直後にヤクルトに勝ち越しを許し、打線は4回に阿部が一時は同点となる2ランを放ったものの、わずか3安打に終わった。

 初回、巨人はヤクルトの先発・ロマンの前に3者凡退。その裏、宮国は1死から上田に中前打を許したが、ミレッジをニゴロ併殺に仕留め、ヤクルトの攻撃を3人で退けた。

 2回、巨人は1死から長野が三塁内野安打で出塁したが、村田、ボウカーが倒れて無得点。その裏、宮国はバレンティンに左中間へソロ本塁打を浴び、ヤクルトに先制を許した。さらに1死二、三塁のピンチを招き、中村に右犠飛で2点目を失った。

 3回は両チームともに3者凡退。4回、巨人は1死から坂本が左翼へ二塁打。続く阿部が右中間へ2ランを放ち、同点に追いついた。その裏、宮国は2死満塁のピンチを招いたが、ロマンを左邪飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。

 5回、巨人は宮国に代打・亀井を起用したが、3者凡退。その裏、福田がマウンドへ。福田は先頭の中前打を許すと、上田に送りバントを決められ1死二塁、ここでミレッジに左翼線二塁打を浴び、ヤクルトに勝ち越しを許した。

 6回、巨人は無死二、三塁の絶好のチャンスに坂本が浅い中飛。阿部の四球で1死満塁としたが、長野が2番手の増渕 の前に空振り三振。続く村田は二直に倒れ、無得点に終わった。その裏、ヤクルトは3者凡退。

 7回、巨人は3者凡退。その裏、巨人はマシソンがマウンドへ。1死一、二塁のピンチを招いたものの、ミレッジ、バレンティンを打ち取り、無失点に切り抜けた。

 8回、巨人は1番・高橋由からの攻撃だったが、3者凡退に終わった。その裏、4番手でマウンドに上がった山口はヤクルトの攻撃を3人で片づけ、味方の反撃を待ったが、9回も阿部、長野、村田が3者凡退に終わった。

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