ベースボール第１号も…大嶋初日は「ふくらはぎが…」

フリー打撃で柵越えを放った日本ハム・大嶋

　早大ソフトボール部出身の日本ハムのドラフト７位・大嶋が、沖縄・国頭村の２軍キャンプで初のフリー打撃を行い、記念すべき「ベースボール第１号」を放った。

　５４スイング目だ。「外野フライと思った」という打球は右中間のフェンスを越えていった。結局、７１スイングでこの１本に終わったが「（打撃）マシンなので、早く試合で投げる球を見たい」と実戦出場に意欲的。７日に１軍の紅白戦（名護）に出場することも決まり、福良ヘッドコーチは「打つ方は何回かチャンスがある」と明言した。

　一方、守備では悪戦苦闘した。ブルペンで左横手投げの早大の先輩・宮本の球を受けたが、全６２球中５球をポロリ。長いキャンプ初日を終え「全部が勉強です。長時間スパイクを履いて、ふくらはぎが…」と苦もんの表情で宿舎に戻った大嶋。２日は２軍を視察する栗山監督の前でアピールする。